看護学校時代、恋愛していましたか?
私は公立の看護専門学校に通っていました。クラスの半数以上が社会人経験者で、年齢層は20代前半から40代後半までさまざま。「30代のシングルマザー」なんて、全然珍しい存在ではなく、普通に「あなたもバツイチ?私もだよー」と笑い合えるような雰囲気でした。
離婚経験あり、子持ちで学生、って聞くと、いかにも「恋愛から一番遠い存在」に思えるかもしれません。でも、実のところ…?
今回は、シングルマザーとして看護学生をしていた私の実体験をもとに、「恋愛ってアリなの?」「子どもがいるのに恋してる場合じゃない?」という疑問に、リアルな視点でお答えしていきます。
看護学生シングルマザーの恋愛、リアルな事例
私の周りでは、いろいろな形の恋愛がありました。中には驚きのパターンも。
- バイト先の同世代社員さんと交際:夜や土日のバイトで知り合った相手。学生生活の合間に癒やしと楽しさをもらっていたようです。
- ネットで出会った人と付き合う:当時は今ほどマッチングアプリが一般的ではなかったので、「ちょっと危ないかも…」という印象が強かったけれど、それでも恋に落ちる人はいました。
- 学校の先生とお付き合い:もちろん校則違反ではないですが、周囲にはあまり公言できない関係。でも私たちの年齢だと「先生と生徒」=タブー、というより「まあそういうこともあるよね」と納得されることも多かったです。
- 子どもを通じて知り合った保護者同士での恋愛:小学校のPTAで仲良くなったパパさんと、という話もありました。
- 一回り年上と実質パパ活:彼に学費や生活費を出してもらっていた友人もいました。「結婚はしない」と割り切っていたけれど、経済的な支えとしての恋愛関係。
- 元パートナーとの復縁:離婚後、また付き合い出した、というケースも。お互いを見つめ直す時間になったのかもしれません。
恋愛の形は本当にさまざま。でも共通して言えるのは、「シングルマザーでも恋愛していい」ということ。
恋愛のメリットと注意点
恋愛のメリット
- 精神的な支えになる
学業と育児を両立する中で、恋愛によって「誰かに大切にされている」「話を聞いてもらえる」と感じる時間は、想像以上の癒やしと活力を与えてくれます。 - 気分転換になる
毎日が勉強と育児だけでは、息が詰まってしまいます。たまのデートやLINEのやり取りが、ちょっとした楽しみやモチベーションになっていたという声も。 - 「誰かのために頑張ろう」と思える
恋愛をしていると、自分磨きをしたくなったり、「もっと成長したい」と前向きな気持ちになれることも。実際に、看護師国家試験を一緒に乗り越えた恋人と卒業後に結婚したケースもありました。
注意点
- 子ども最優先の姿勢は絶対に崩さない
どれだけ恋愛が楽しくても、子どもに不安や寂しさを感じさせてしまったら本末転倒。「子ども第一」はどんな時もブレてはいけません。 - 学業の妨げにならないようにする
試験前に会いたくて勉強に集中できない、夜更かしして体調を崩す、などの状態は避けたいところ。「自分は何のために看護学生になったのか」を定期的に振り返るのが大切です。 - 相手をきちんと見極める
シングルマザーという立場に理解があり、信頼できる人かどうかをしっかり見極めることが重要。自分と子どもの生活を守るためにも、軽率な判断は禁物です。
私自身の体験|恋愛に救われたこと、失敗したこと
忙しすぎる毎日に、恋愛のドキドキや癒しが支えになったのは事実です。
でも、試験前に喧嘩して全然勉強が手につかなくなったことも(笑)
子どもが体調を崩したとき、「いま私が優先すべきは何か」が一瞬でハッキリしました。
この経験を通じて、「恋愛は大切。でも子どもと自分の未来が最優先」という軸が、自分の中ではっきりと定まったように思います。
シングルマザーが恋愛するときの「3つのマイルール」
① 子どもが最優先
恋愛相手には「子どもがいる自分」を理解してもらうことが絶対条件。
② 勉強の妨げになる恋愛はしない
大事なテストや実習中に振り回されるような恋は、お互いにとって不幸。
③ 自分の心が元気になる恋愛を
恋愛は“心の栄養”。うまくいくことで、勉強も子育ても前向きになれるなら大歓迎!
恋愛をどう考えるかは、自分次第
「恋愛してる時間なんてない」
「でも、人を好きになるのは自然なこと」
どちらも正解です。
大切なのは、自分と子どもを大事にできる恋愛かどうか。
シングルマザーだって恋愛していい。
むしろ、きつい看護学生生活の中で、誰かの存在が支えになることもあるのだから。
まとめ|“自分軸”を持てば、恋愛は味方になる
シングルマザーだから恋愛はダメ、なんてことはありません。
恋をすることで前向きになれたり、モチベーションが上がったりするなら、それはあなたの味方です。
ただし、自分軸をしっかり持つこと。
子どもと自分の未来を守るために、バランス感覚を大切に「いい恋愛」しましょう!