【新人看護師の心得】先輩に可愛がられる20の特徴とNG行動

仕事

新人看護師にとって職場が居心地良い場所か地獄か、それを決定づけるのは人間関係です。同期と仲良くなることも大切ですが、それよりも先輩看護師に「可愛がられる」ことで断然働きやすい職場環境になります。

では、どんな新人が「可愛がられる」のか? 先輩からの印象がアップするポイントと、逆に「この子はちょっと…」と思われがちなNG行動も併せてご紹介します。

最初から仕事なんてできなくて当たり前。即戦力なんて期待されていません。それよりも、まずは先輩から愛され、信頼を得られる新人を目指しましょう!


可愛がられる新人看護師の特徴20選

  1. おはようございます」「お疲れさまでした」と元気に挨拶できる
    基本中の基本だけど最も大切

  2. 素直に「ありがとうございます」「すみませんでした」が言える
    素直さは新人の最大の武器)

  3. 指導者には朝一番で「新人の◯◯です。本日はご指導よろしくお願いします」と挨拶する
    (その日の指導者に好印象を持ってもらうことで1日が決まると言っても過言ではない)

  4. わからないことは一度自分で調べてから質問する
    (「自分で調べたの?」と絶対先輩に訊かれる)

  5. ミスをしたら言い訳せず素直に謝る
    (次回はここを注意しようと思います、など改善策まで言えたら完璧!)

  6. メモを取って同じことを何度も聞かないよう努力する
    (前にも教えたよね!?と思われないように)

  7. 業務終了後は指導者に「今日一日ありがとうございました。またよろしくお願いします。」と感謝を伝える
    (この子の指導してよかった、と思われる)

  8. 自分の手が空いたら「お手伝いできることはありますか?」と声をかける
    (正直、新人に手伝えることは少ないが、その一言を発するだけで好感度は高くなる)

  9. 業務中は同期とつるまず、先輩と積極的に関わる
    (同期とは業務外でいくらでも交流できる)

  10. 報告・連絡・相談を密にする
    (「あの子は必ず報連相してくれる」という信頼感につながる)

  11. 誰よりも早く出勤する
    (今の時代、前残業は推奨されないが、就業開始ギリギリに出勤する新人と、早めに出勤して情報収集している新人では、やはり後者の方が先輩からの印象は良い)

  12. ナースコールに瞬時に対応する
    (多重業務に追われている先輩にとって、ナースコールを取ってくれる新人は純粋に超ありがたい。)

  13. 電話に率先して出る
    (新人でもできる数少ない業務のひとつ。新人ではなくとも、電話にすぐ出るスタッフと反応しないスタッフははっきり分かれる。そして、その行動がその人の印象を分ける)

  14. 清潔感のある身だしなみ
    髪色が多少明るくても、まつエクしてても清潔感があれば大丈夫)

  15. 自分だけナースステーションでダラダラ座らない
    (他のスタッフがベッドサイドで忙しい時は手伝いを申し出て!)

  16. 休憩室でのスタッフ同士の話題に入ってくれる
    ずっとスマホばかりしている後輩より、緊張しながらでも声をかけてくれる後輩は可愛い。)

  17. 休憩時間を守る
    (休憩時間を1分でも過ぎるのは問題外、私は新人時代から今でも5分前には勤務室に戻ります)

  18. 自宅で勉強してくる
    (勉強も勤務時間内に、という時代なので先輩から強要はできない。だからこそ、自ら勤務時間外に勉強してくる新人は一目置かれる!)

  19. 患者さんへの優しく誠意ある対応
    (先輩対応が上手で好かれていても、患者さんへ冷たい態度を取っているのを見たら即ドン引きです)

  20. 愛嬌がある
    (仕事の出来・不出来を一気に覆す最大要素でもある。結局は愛されキャラが強い!)

逆に「ちょっと苦手…」と思われるNG行動

可愛がられる新人とは逆に、こういう言動をしていると先輩からの印象が悪くなるかも…。

  • 「でも」「だって」が口癖で、素直に受け入れない
  • 忙しいときに指示待ち&ボーっとしている
  • 何度も同じミスを繰り返しても改善しない
  • 「それ私の仕事じゃない」と態度に出る
  • 患者さんへの対応が雑、タメ口を使う
  • 失敗を報告せず、隠そうとする、嘘をつく(患者さんに危険が及ぶので、これは最悪)
  • 自分の仕事が終わったら、他のスタッフの手伝いをせず即帰宅する
  • 休憩中、同期と話す時だけ別人のように言葉遣いが悪かったりうるさい
  • とにかく休みがち
  • 業務中、行方不明になる(報告なしに検査護送に行ってたりする)
  • 白衣がシワシワ、髪がボサボサ(清潔感がない)まつエクがすごい
  • 同期とばかり話していて、先輩とは関わらない
  • 指導されるとすぐに泣く

番外編:可愛がられるには、少しあざとくてもOK

今までマニュアルにありそうな基本的な要素を書いてきましたが、人間関係は結局単純な個人の「好き・嫌い」「合う・合わない」だったりしますよね。先輩からの「好き」を勝ち取るには、「あざとさ」や計算も大事。やりすぎは禁物ですが、先輩との関係構築に「あざとさ」も少し取り入れてみて。

・病棟の人間関係の構図をよーく観察し、どの先輩がキーマンか見極めてお近づきになる
・ペット、お酒、映画、推し、など共通点を見つけて盛り上がる
・「肌がきれい」「髪型が可愛い」など外見を褒めて「美容法教えて下さい」と話題をふる
・もしよかったら今度ご飯ご一緒させてください!とストレートにアピールする
・「どうしたら◯◯先輩みたいに仕事ができるようになるんですか?」(ゴマすり要素満載なので、持ち上げられるのが好きな人向け)
・「◯◯さんがリーダーの日は安心して仕事ができます。」


まとめ:仕事ができなくてもOK!素直さと愛嬌が鍵

結局のところ、愛される新人には「素直さ」「愛嬌」 があります。

新人のうちはミスもあるし、先輩に注意されることも多いですが、 「指導してあげたい。成長してほしい」 と思われる新人になることで、学ぶ機会が増えます。

「仕事ができないから嫌われる」のではなく、 「態度が悪いから苦手に思われる」 ケースがほとんど。
個々の性格もあるので、愛嬌って何?どうすればいいの?と悩む方もいるかもしれません。でも「素直さ」は、心がけ次第で誰にでも可能な姿勢ですよね。

「素直さ」を意識して行動していれば、自然と可愛がられ、成長できる環境が整っていきます。新人の皆さんが先輩と良好な関係を築き、看護のやりがいや楽しさを感じられるよう応援しています!


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