はじめに
みなさんは毎年、健康診断を受けていますか?
「受けた方がいいとはわかってるけど、めんどくさいなぁ」
「何も症状ないし、健康だから・・・大丈夫でしょ」
という方も多いのではないでしょうか。
私は年に2回、職場の健康診断を受けています。
(夜勤従事者は半年に1回の受診が労働安全衛生法で義務づけられています。)
その際は、血液腫瘍マーカー検査を自費で追加。
さらに、自治体の補助を使って「乳がん」「子宮頸がん」の検査も毎年受けています。
昨年は人生初の「大腸内視鏡検査」も経験。
自覚症状のない健康な人が受ける検査は、すべて「自費」なので、
正直痛い出費ですが、それでも毎年必ず家計の予算に組み入れています。
この記事では、
なぜ私たちシングルマザーにとって健康診断が重要なのか、
家計を節約する必要がある中で、なぜ課金までして健康診断を受ける必要があるのか
その理由をお伝えします。
健診は“親としての義務”
夜勤やハードワークが当たり前の看護師という仕事。生活リズムが乱れやすく、健康リスクは高めです。私はシングルマザーでもあるので、自分が倒れたときの子どもへのダメージは大きく、代わりがいません。
娘は現在高校生。
法律上は18歳で「成人」ですが、まだ大学も卒業しておらず、精神的にも経済的にも親の支えが必要な年齢です。
「経済的には、最低でも22歳(大学卒業)までは、絶対に生きていなきゃいけない」
「精神面を考えると、30歳くらいまでは、親が健康に生きていて、安心させてあげたい」
そのためにも、予防医療=健康診断が必要不可欠なのです。
自覚症状が出てからでは遅い
健康診断を受けていない人の多くは、こう言います。
「今のところ元気だから、特に必要ないかな…」
でも実際には、自覚症状が出たときには病気がかなり進行しているケースも少なくありません。
乳がんや子宮頸がんの検診は、自治体の補助が使えれば、わずか1,000円程度で受けられることが多いです。
大腸内視鏡検査も、2万円ほどかかりますが、1度受けて異常がなければ「次回は2〜3年後でOK」と医師と相談して間隔を空けることができます。
もし異常が見つかれば、その時点で保険適応の診療に切り替わるため、高額にはなりません。
高額な医療保険に入るよりも、健康診断にお金を使う方がよっぽど有効だと私は思います。
健診を習慣にするための工夫
「面倒だから、後回しにしていたら数年経っていた…」
「最後に健康診断を受けたのがいつだったか忘れた…」
これは、健診が習慣化されていない人によくあるパターン。
私は、職場で健康診断が実施される月を、
「自分の健康月間」と決めています。
その月に、職場の健診と合わせて、自治体の「乳がん」「子宮頸がん」他、
必要な検査をすべて同月に受けるようにしています。
毎年決まったタイミングで健診を受けることにより、
というメリットがあります。
他にも「自分の誕生月に受ける」「新年に受ける」など、
自分にとって忘れにくく、受診しやすい時期を決めておくと、継続しやすくなりますよ。
健康診断で得られるメリット
私が考える健康診断のメリット5選
これらのメリットを考えると、「健診はコスト」ではなく「自己投資」だと私は考えます。
まとめ:「親の健康」は、子どもにとって最大の安心材料
健康診断を受けても、病気が100%防げるわけではありません。
でも、健診を受けなければ早期発見もできない。
私は、毎年健診を受けることが、「より主体的に生きる」手段であり、
娘への責任を果たす行動だと思っています。
健診の結果は、娘にも簡単に伝えるようにしています。
「今年も大丈夫だったよ」と。
それを聞いて、娘も「よかったね。」と安心した表情をするのを何度も見てきました。
親の健康は、子どもにとって一番の安心材料。
健診の必要性はわかっているけど、つい後回しにしていたという方へ。
思い立ったが吉日。すぐに健診の予定を立ててみましょう!